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2025-10-24

流域カーボンニュートラルプラットフォーム:愛知県の取組み勉強会を開催しました

流域カーボンニュートラル推進プラットフォームの最初の取組みとして、10月22日、愛知県建設局治水防災対策監の秋葉雅章様から「矢作川・豊川CNプロジェクト」についてお話を伺いました。今回は30名を超える方々にご参加頂きました。

 愛知県の流域カーボンニュートラルプロジェクトは2021年7月、環境未来フォーラムからの提案をきっかけにスタートしました。同年9月に矢作川CNプロジェクトに着手、のちに豊川が対象に加わります。愛知県知事がトップの推進協議会を立ち上げ、国や県、経済界のメンバーが参加してあらゆる分野を横断する議論を行っています。

 具体的な取組みとして、広田川菱池遊水池上部の有効活用の事例を中心に解説。CNゾーン(太陽光発電)・公園ゾーン(多目的グランド)・自然環境ゾーン(湿地保全)に敷地を区分してカーボンニュートラルの推進に加えて地域のにぎわいづくり、支援環境の保全・創出により地域の魅力向上を図るプロジェクトです。  

 質疑応答では、前田代表からの広報の取組に関する質問に対して、この冬に500人規模の会場でシンポジウムを開催する計画があるとの回答。詳細が決まったら流域CNプラットフォームの皆様にご案内頂けるとのことです。また、矢作川上流の水源を有する長野県・岐阜県との連携について言及がありました。ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

■愛知県 矢作川・豊川カーボンニュートラルプロジェクト ポータルサイト

 https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kasen/cn-top.html